ターンをきれいに回るためには、重心を高くキープするように意識します。
重心の位置を高く維持する意識は、
自然と回転軸が垂直になるように作用し、安定して回れるようになります。
回転すると目が回ると言う声も耳にします。
これは視線を流してしまうことによるものだと思います。
顔を体の回転に合わせてゆっくり回すと、
視界の景色も流れてしまい目が回ります。
ターンするときはターン後の方向に向かってすばやく振り返るようにしましょう。
つまり、動きの中で体はゆっくり回って行きますが、
顔は一時的に回転するのを我慢し、時機を見て目的の方向に振り向きます。
目が回るのはこれでかなり防げます。
ターンはたいがいの場合2歩のマーチが変化します。
例として下のほうにビハインドマンボからのターンの動画を掲載していますが、
この場合の2歩のマーチは後方に向かっています。
このようなターンの場合、後方に向かう平均台の上を移動するがごとく足を運びます。
ターンに入る前にはたいがいビハインドやマンボがあると思いますが、
基本的にターンで移動する動線はそのビハインドやマンボと反対方向になります。
たとえば、前述のビハインドマンボからのターンの場合は、
ビハインドマンボで踏み出した足は前方方向になるので、
ターン時の移動方向は後方になります。
ターンに関しては、その前後で足が合わなくなることがあると思います。
エアロビクスでは、
ピルエットのように片足を軸にして回転することもありますが、
ほとんどの場合、歩きながら回っているはずです。
足が合わなくなるというのは、回転することに気をとられ、
余計な踏み直しをしてしまったり、
逆に必要な踏みなおしを抜かしたときに起こります。
たとえば、行きはグレープバインで帰りに1回転するような場合、
回転し終わったあとの内側の足のチョンを忘れてしまうケースです。
ターンのあと足が合わないという場合は、
ターンしなかったときのことを思い出して見てください。
・・・言うは易しなのですが。
(例)ビハインドマンボからのターン
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