技術面

私が技術的に心がけていることを書いてみます。


足音をたてない

 足音が大きいということは、床と足が強くぶつかっていることです。 これは、ケガを防止するという観点からすると、 非常によろしくないと思います。 したがって、できる限り常に足音をたてないように努力しましょう。
 また、それにより足の動きのコントロールを意識するようになり、 筋力アップにもつながるのです。


カウントはめいっぱい使う

 カウントをめいっぱい使う意識を持ち続けるのは意外に難しいと思います。 疲れてくれば、たとえばニーアップで持ち上げた足が早く地面に落ちたりします。
 早めに動くことがうまいことだと思っている方がおいでかもしれませんが、 それは間違いだと思います。 正確にカウントをとっていくためには、 むしろ遅れるくらいカウントを使う意識が必要で、 そのためには大きく体を動かす必要が出てくるのです。
 そういった面で、カウントをめいっぱい使うというのは、 筋力アップにも、運動量アップにもつながるのです。


重心は高く

 しっかりと胸を張り、頭が天井から紐で吊り下げられているかのように、 常に自分の重心を高い位置にキープするように心がけましょう。
 重心を高くキープすると、単に姿勢がいいと言うだけでなく、 軽く動けるようになります。 特にターンが入ったときなどは、体のブレを抑えることができ、 安定した回転ができるようになります。


軸足はロックしない

 競技エアロなどではきれいに見せるため、 軸足の膝をロックすることがあるようですが、 ロックすると膝の関節に大きな負荷がかかりますので、 軽く緩めるようにしましょう。
 緩めると言うことは膝周りの筋力を常に使い続けることになり、 ケガの防止に加え、筋力アップにつながります。